Profile
9/28/2007 「撮影とか丸ビルとか」
23日の丸ビルではたくさんの方に足を止めていただきありがとうございました。後半戦の背後の人だかりに衝撃を受けました。公共の場で弾けてしまいました。いま丸の内は東京JAZZ FESTIVALで盛り上がっているのでジャズファンにも楽しんでもらえるようにとピアソラ弾いてみたのですが、次回の11月11日も35階をタンゴ一色に染めてみたいと思います。

実は帰国してから撮影と録音の仕事が続いてました。基本的にロケでしかいい顔ができない私・・。スタジオ篭りのレコーディングと映像撮りが大変でした。



これは映像撮りの時に使用した久石譲さんのスタジオ(とフルコン)。今はもうワシントン条約で製作禁止となっている象牙の鍵盤が懐かしかった。なんというか、この手の楽器は強い個性があって短時間ではとても慣れないですね。古きよき時代の自己主張の強いピアノ。撮影後しばらく練習させてもらいました。



これはある撮影後、スタッフによるショット。上手なのに頭切れちゃってるところが素人(笑)

ミラノで使い残したユーロがけっこうあったので帰りの空港でプラダのアイウェアを購入しておいたのですが、ヘアメイクが入るせいでスッピンで出かけることが多く、活躍中です。顔がフラットなので鼻ではなくほっぺたで止まってるけどね。何はともあれ、初めて知ったことはいいサングラスの視界がこんなに良いということ。





9/21/2007 「vacation 2007〜イタリア編」



ベルギーの空港にあったコーク販売機。ベルギーに別れを告げ、ミラノへ。

ミラノでは、去年「タンゴのレッスンお願いします」と乗り込み、今ではすっかり丸ビルなどでお世話になっている黒田亜樹さん一家のお宅に泊めていただきました。市内とは思えぬでっかい庭付のデザイナーズハウス。まるでコルビジェのサヴォア邸。夜中に着いて申し訳ないのに、テーブルの上にはウェルカムドリンクとウェルカムメロン登場。メロンが見えないほど生ハムが乗っかるのがイタリア式だそうな。その後、庭で栽培されているバジルを使ったジェノベーゼ登場。濃厚なバジル!泣きそうに美味しかった。。ご馳走様でした。

次の朝起きると、肌寒くて天気雨が続いたオランダとベルギーとは打って変わってイタリアは快晴でまだまだ夏が続いてました。バールで朝食をとり、買い物を楽しみ、凱旋するACミランのファンの行進を見たり、ドゥオーモの屋上に上ってみたり(エレベーターはシンドラーだったけど)ジェラートを食べたりスムーシーを飲んだり。8年ぶりのミラノはドゥオーモの工事が進んでいただけであまり何も変わってなかった。夜はナビリオ運河沿いのレストランを予約していただいてワインで乾杯。これまたてんこ盛りのハムやサラミや水牛のチーズの前菜から始まってパスタやリゾットにいき、ドルチェまでいただきました。素晴らしい食文化。夕食後は、モンツァでF1があった時期だったので打ち上げられている花火が見えて幸せでございました。



次の日はコモ湖へ。ミラノ北駅に着くと何やら人だかりができて大きなモニターが設置され、テレビ中継をやってる。改札口がすべて全開になってるし一体なんだろうと思いながら窓口に切符を買いに行くと、「今日は新しい電車の開通式でコモまで無料でご乗車いただけます」とのこと。イタリアらしいエピソード。



電車も時間通り発車したし、イタリアなのに遅れないなんてこれは絶対おかしい、、と思っていたら3駅目くらいでいきなり電車がストップ。きたきた事件だ(笑)!何やら車両が切り離されてるし。散々待たされた後車掌さんが来て「行き先が変わりました。コモまで行く方は10分後に○番線から来る電車に乗ってください」と追い出される。爆笑。まさか行き先が変わるだなんてねー。でもただ乗りだからなんでもいいよね。結局、10分後に来ると言っていた電車は40分後に来て、ベラッジォでランチと思っていたのにコモに着いた瞬間お腹が空きすぎて船を待つ間に街中を散策しつつ食べてしまいました。






巡礼の年イタリアを書いたフランツ・リスト。
コジマ・ワーグナーと駆け落ちしたというベラッジオの一角で記念碑発見。




ベラッジオでは聞きなれたアクセントの英語をよく聞きました。そうか、アメリカ人が多いのね。そうそう、アメリカ人ってラスベガスのホテルにベラッジオと名付けるくらいイタリア大好きな人種でした。お互いに絶対に分かり合えない人種なのにおもしろいですね。

帰りにミラノ行きの電車に乗るために渡ったヴァレンナという小さな街。いいところでした。電車を待つ間に街中を散策し、沈む夕日を見ながら夕飯を済ませてミラノへ。


ヴァレンナの夕やけ

帰国の日は市内でお肉屋さんに連れて行っていただき、ハムやサラミなどお土産購入してバールでひとやすみ。亜樹さんの息子のりゅうちゃんが天使のように可愛くて、しかもママのピアノでプロも真っ青なフラメンコやバレエを踊ってくれるので動画ばかり撮っていたらみんなで集合写真を撮るのを忘れてました。。


たくさん踊ってくれたリュウちゃん

イタリア良いところです。本当に幸せな国ですね。イタリア上級者になったら自分の名前と同じ街「ミノリ」というのがナポリ湾のほうにあるらしいので行ってみたいなー。minoriだけにminor(マイナー)ですが。


ところで9/23は丸ビルです。アムステルダムで買ったピアソラの楽譜が既に活躍中(楽譜通りには弾きませんけど)。丸ビルはこの後11月まで出演しませんのでこの機会にぜひ来てくださいね!

丸ビル35コンサート 9月23日 14:00-14:30, 15:00-15:30
ドビュッシー「夢」「月の光」「西風のみたもの」「風変わりなラヴィーヌ将軍」
ピアソラ「天使のミロンガ」「天使の死」「天使の復活」「ミケランジェロ’70」




9/17/2007 「vacation 2007〜ベルギー編」


アムステルダムで行列のできていたフレンチフライの店。カリカリに揚がったポテトにトッピングを何種類もあるソースの中から選びます。頬張りながらながらハウデン通りのセレクトショップや小物屋街へ。アクセサリー製作用の天然石や貝殻などごっそり購入。パリほどではなくても想像以上に充実してました!スワロフスキーの石もピアスにしてもらい購入。

夕方、タリスでベルギーの首都ブリュッセルへ移動。ホテルまでのタクシーで渋滞、、短気で喧嘩っ早いフレンチ・スピーキングのオッサンに当たって疲れたので(小刻みにブレーキ踏むなよ!酔うっつーの)夕飯はホテルのレストランで。オランダと違ってベルギーはレストランにハズレがないらしい。

ベルギー一発目は今や日本でもお馴染みシメイの青から。3種類のシメイの中でもいちばん香が深くて気持ちよく酔えるのが青。



前菜に頼んだチーズ盛り合わせがいきなり絶品!ひとつパルミジャーノ・レッジャーノばりに固いチーズがそのまま出てきて前歯が折れるかと思ったけどあれはなんだったんだろう。。摩り下ろさずに食すものとは思えなかったけど、そのうちレストランが混んできてウェイターさんに聞くこともできぬまま終了(噛めないので持ち帰ってきて、さっき摩り下ろしてパスタにかけて食べた笑)。メインのサーモンフィレもマンゴーソースという意外な組み合わせがよかったです。



ブリュッセルでは色々なビールを飲み歩き、狭い街をくまなく歩き回りました。マネケン周辺では親切な現地人が「小便小僧はあっちだよ!」と教えてくれるし、ノイハウスのチョコを食べ歩いてたらおじいちゃんが「小便小僧には女の子もいるんだよ」と率先して連れてってくれました。「もし郊外に行くならブルージュがおすすめだ。ベルギーのヴェネチアだよ」とも教えてくれました。ベルギー人は親切です。









ビールにムール貝にチョコにワッフル。東京とNYに行きつけのベルギー料理店が何軒もあるベルギー贔屓の私の胃袋はブリュッセルですっかり満たされました。(これからイタリアに行くというのに)

ブリュッセルで出会った親切なおじいちゃんのアドヴァイスに従い、次の日はアントワープをやめてブルージュへ。駅前の通りを渡るとそこには白鳥の湖が広がってました。





老後を楽しむおじいちゃんやおばあちゃんたちがゆっくり過ごす静かで美しい水辺の街ブルージュ。どの路地に入っても美しい風景。ボートでゆっくり散策を楽しんだり、路地裏のチョコレート屋で買い食いしたり。ミケランジェロの絵が飾ってあるイタリア国外では珍しい教会があって。静かな街で聞く教会の鐘の音に心が安らぎました。

このあと飛行機でミラノへ。次回はまだまだ夏が終わってなかったイタリア編です!



9/13/2007 「vacation 2007〜オランダ編」
やみくもに動き回った8月。日記を書かない間にも草津に仙台といろいろあり、一ヶ月でこれだけの場所に行ったとは自分でも信じられないくらい。今月もその勢いは止まることなく、頭っからオランダとベルギー、イタリアに行って帰ってきました。一点滞在型でタヒチ旅行したいと思いつつも、いつもいつも欧米を駆け巡ってしまうのはなぜなんだ。。でも、最近タヒチに行ってきた友人が「どこ行っても日本人カップルがいちゃこいててむかつく」と言っていたのでボラボラ島は素敵なダンナさまと行くときのためにとっておくことにするとして。

さて、今回ちょっとわけがあってミラノ経由でアムステルダムへ。アムスと言えば自転車です!スーツのビジネスマンも子供も、みんなチャリ。寝て乗るタイプのとか二人乗り自転車とか、イレギュラーな形のも普通に街中を走ってる!それじゃあ私も、とレンタサイクルをしようと張り切ってたのに、ここの自転車なんとブレーキがない!!止まりたい時はペダルを後ろに漕いで止まるのだとか。しかもこの国の人たちはありえないほど背が高いのでちっこい東洋人には悲しきかな足がペダルに届かない。危なすぎる。。。保険には入ってきたけどここでくたばるのはちょっと、、と自転車は断念しました。しかしながら、平地ならではの自転車文化にチャリ族の私の心は躍りました。猛スピードの自転車の大群に何度も轢かれそうになりながら「オランダ住めるな」と思いました。


ハーグの駅前駐輪場

雨の日は世界一の音響を誇るコンセルトヘボウへ。大ホールは改装中でしたが、小ホールでチェロとピアノのランチタイムコンサートが。隣の楽譜屋ではピアソラのコアな楽譜を何冊か掘り出すことに成功。ブロードウェイミュージカルで何年か前にトニー賞をとった「ヘアスプレー」の映画版を観たり、黒川紀章デザインのゴッホ美術館もようやく訪れることができました。フェルメールの「パールイヤリング」を観るため、遠出してハーグにも行ったり。9月初旬でコートを着る人がいるほど寒いところでしたが充実のオランダ滞在でした。

次回はベルギー編です。ビールですよ。お楽しみに〜


花の国のデコレーション自転車



                                              →2007年8月