Profile
12/29/2006 vacation
久しぶりのまとまったバケーションです。休暇先で粉雪がぱらつき、珍しくホワイトクリスマスになりました。というわけで、現実逃避しながら頑張った大掃除もやっと終え、月並みだけど2006年を振り返ってみる。

上半期は仕込み期間で模索の日々。ピアソラにのめりこみトリオを結成し、6月のライヴに向けメンバーと試行錯誤の毎日。BGMは各地で展開。





夏に入ると、5月のラ・フォル・ジュルネで降ってきたインスピレーションを頼りに自分の音楽を探っていった。とにかく音楽仲間の多彩なステージにはできるだけ顔を出して五感を刺激、元気な夜は踊りに行ったりジャンベやカホンを習ったりリズム感を強化。その間まんべんなく伴奏が入りつつ自分のソロリサイタルも開催。このあたりから全国各地移動の日々になる。BGMは思いがけない忙しさになりはじめ、1日3本などがザラに。





下半期は草津音楽祭の前後から本番が集中。ひたすら依頼されるコンクールやコンサート、録音をこなした。知らない曲をたくさん学び、久々にスタンダードな編成のピアノトリオもやった。べヒシュタインやべーゼンドルファー、プレイエルなどいくつもの素敵な楽器に出会った1年でもあった。アンティークの楽器にもたくさん触れた。先日の第一生命ホールのスタインウェイは最高の調律がされていたし、つい先週弾いた恵比寿麦酒記念館の復活したスタインウェイも忘れがたい。古き良き時代の全盛期のスタインウェイが、誰でも申し込めばカンタンに触れるようになっていた。なかなか画期的だ。




それでは皆さんも良い年をお迎えください。



12/13/2006 piece of cake!
1年ごとに夢と目標を掲げて生きているのだけれど、2006年の夢もかなえることができた。ベートーヴェンの1番のコンチェルトを弾きたくてどうしようもなくなってからオケと共演するまでに2年、Z(マエストロ)に「IPPOを助けて」と泣きついてから1年半。夢は強く望めば叶えられる。直前の集中リハーサルでは一音一音に魂をこめ過ぎてガツガツ弾いていたところにキーワードだった"piece of cake"というZの一言。彼にはその一言で助けられた。前日の最終リハ後から本番まで、練習はいっさい控えてレギュラーをしている高級クラブのBGMに行きワインを燃料にジャズとかやって気分転換し、オーケストラのことは安心してZに任せた。本番中も自分の音楽をさせてもらうことができていた。どうやら笑顔で弾いていたらしい。舞台が第一生命ホールでなくフィラ管の本拠地・ベライゾンホールに、IPPOフィルはフィラ管だと思い込みながら弾ききった。3楽章ではもっと弾いていたくて悲しくて目頭が熱くなった。



次回はIPPO定期では7月28日にモーツアルトの20番を弾きます。2楽章のテーマ、弾きながら泣いちゃうかも。



虹をだすための雨は激しかったけれど、雨が降るから虹がでるということを忘れない。
趣味で楽器を弾く人たちが「音楽ってすばらしい」と気づいてくれて、日々上手になっていく過程を見るのが感動的でした。そのためのお手伝いが少しでもできたら、私はそれだけで幸せです。IPPOのみなさん、ありがとう。


heavenly



12/7/2006 cowntdown
本番まであと3日。オケはマエストロの下で追い込み練習に入った。皆だいぶ成長して私の超高速テンポにも食らいついてくるようになった。今年はヴァイオリンが6プルトずつ、という豪華なオケになっている。

曲がカタチになってきたところで、衣装用のドレスを新調した。一目惚れだった。標準体型なので友人と貸し借りもできるのだが、それにしてもここ数年で舞台に乗る回数が増えた。嬉しい反面、すぐにネタは尽きる。そこに自分の似合う色と演奏する曲のカラーを考慮しなければならない。

ベートーヴェンのピアノ協奏曲は色がハッキリしていて衣装が選びやすい。昨年の「皇帝」は黄金で正解だったし、今度の第1番は純白以外に考えられない。3番は赤だし4番は青か緑だろう。2番は暖色系だが、これは私の似合わない色なので苦労することになると思う。いや、逆に弾き方によっては着れる色の選択肢が増えるのかもしれない。まだよくわからない。淡い色は店で試しに、と勧められて試着してみても吐き気をもよおすほど似合わなくて我ながら唖然とする。それを見ているドレス屋の販売員のお姉さんたちにまで「ホントでしたね〜(苦笑)。でも似合う色がご自分でちゃんとわかってらっしゃるのがすごいですよね〜」とフォロー気味に感心される。流行でなくてちゃんと自分の似合うものを知って着こなすということは当たり前のことなのだが大事だと思う。その上に演奏があるのだから。

そんなわけで、10日はウエディングドレスで登場します。乞うご期待。


振袖着る機会がありました。これぞ独身の醍醐味。


                                              →2006年11月