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11/16/2006 「富士山へ」
ものすごい勢いで秋を満喫中。5人くらいに細胞分裂したい。
まずは題名とは関係ない話題から。

ジョアン・ジルベルト「最後の奇跡」に行った。遅刻魔だしノッてくると4時間公演になったりすることで有名なので帰りの電車を気にすることになると見込んでいた。同行したライターTと色々考えあぐねた末、天気も良いので仲良く並んで自転車をこぎこぎ国際フォーラムへ。家から15分とはいえ伝説の人を聴いた後にべろんべろんのサラリーマン達と一緒に山手線なんか乗ったら終わりだ。会場に入り定刻になってももちろんジョアンは来ない。「今ホテルを出発しました。到着次第開演します」生ジョアン実況中継がちょくちょく入る。幸いただの遅刻でドタキャンには至らず。到着後無事開演、ひたすらギターで弾き語り。「三月の水」の余韻に浸りながらゆっくりと帰りの自転車をこいでいたらウィーンフィル公演に行っていた友人からメールが入る。「アーノンクールがミルヒー(注:のだめ・シュトレーゼマン)に見えた」笑いで自転車からずっこける・・。ちょっと見たかった。ウィーンフィルが羽目を外すわけがないのだけど。彼らはのだめ化するこの国で偶然ベートーヴェン第7交響曲をやってしまった。タイムリー。

その翌日、腰軽仲間で富士山へ。メンバーのひとりが船乗りなのだが、航海中に指をざっくり切ってしまい、治療とリハビリのためしばらく陸地生活をしている。そろそろ指もくっついたので腰軽活動開始。御殿場アウトレットで防寒着などの買い物を済ませてから5合目まで車で登る。



わけのわからない富士山ポーズで写真を撮り(笑)、鹿の親子を追ってさらに歩いて登ったところから夕日が沈むのを見届ける。言葉にできないような美しいサンセット。





下山後、刺身が食べたくなって沼津港・魚河岸丸天へ。名物のいくらうにぶつ丼のボリュームのすごさといったら(少々いくら酔い)。



それから次の休日は、川崎の岡本太郎美術館と日本民家園へ。その近所には見どころはそれくらいしか無いだろうと甘く見ていたのだが、快晴の生田公園はすごかった。トトロが出てきそうな大自然。起伏の激しい川崎市、山に来たような気分にさせてくれる。山はいい。やっぱり山は最高。

今週末はルイサダです。あのエロスを盗みとりたい。芸大オケバックも楽しみ。



11/7/2006 「休息」
先週末、牛込柳町の長厳寺でコンサートをやった。寺の本堂でピアソラ?と悩んだのだが、弾きこんだグランタンゴは年配の方々にもウケが良く、印象的なコンサートになった(画像は届き次第アップします)。今月は演奏会がない代わりにレコーディングやPV撮影などの細かい仕事ばかりなのでストレスとは無縁の生活を送っている。愛する人たちと思いっきり遊んで食べながら秋を満喫できる時間があるのはこの上ない幸せ。

昔の同棲相手とよく会っている。私より2年長くNYにいたが、最近オークションで落としまくったという数百冊の飛び出す絵本と共に東京近郊に引っ越してきた。ガンジーの写真集を買ってきては夜中に叩き起こされて「かっこええやろ?」と見せられたりして絶句したものだ。やたら変なものの収集癖があるので帰国の引越し時はさぞ大変だろうと読んでいた。手伝えと言われる前にこちらはさっさと撤収して正解であった。共に男らしく、ピアノを弾き、アートとナマニクを愛し、まったく気を遣わない関係なところが好い。不味いものを口にするくらいなら死んだほうがましだという思いも同じく、ふらっとレストランに入るなんてことは絶対有得ないほど、歩くザガットである。そして相変わらず関西弁と英語の二刀流で声がでかい。

彼女以外にも(同棲相手は♀)様々なルームメイトと暮らしてみて私自身人格も人生観も変わった。それまで一匹狼だったが、ひとと支えあって生きていく生き方を知った。今年から来年にかけて、同期留学組の帰国ラッシュになっている。皆がどのように変わったのか、どうやって活動を開始するのか興味深々である。


ジンギスカン屋でもナマ肉

                                              →2006年10月